後悔しない生き方の参考に、本「DIE WITH ZERO」
以下、「DIE WITH ZERO」ビル・パーキンス著より、「」部を引用。
死が近づいて来た時、どのように思うだろうか。
「自分は今までいったい何をしていたのだろう?これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ、本当にやりたいこと、大切なことをすべきだ、と。」
後悔しない生き方のための、優先順位は?
「今しかできないことに金を使う。」
「時間と金を最大限に活かすためのカギは“タイミング”にある。」
「人生の充実度を高めるのは、“そのときどきに相応しい経験”なのだ。」
「仕事はライフエネルギーを奪い、代わりにお札という紙切れに変えているだけじゃないか」
次の言葉に、ハッと気づかされた。
「節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。」
私の子供たちも、すぐに大きくなっていく・・・。
「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」
次のように考えると、気が引き締まる。
「人生の残り時間を意識しよう。」
「もし、明日死ぬことを知っていたら、あなたは今日、どんな行動を取るだろうか?・・・次に、2日後の場合はどうか?・・・365日の場合は?」
お金とは?
「あくまで金は人生を豊かにする手段にすぎない。」
子供と私。
「当然、あなたの人生と同じように、子どもの人生についても同じことが言える。あなたが子どもとの思い出をつくろうとするように、子どもにもあなたと過ごした時間について思い出をつくってもらいたい。親と子、双方の思い出があるからこそ、真に価値のある記憶の配当が生まれるのだ。」
「あなたは子どもの記憶のなかで、どんな存在でいたいだろうか?」
「子どもと一緒にどんな経験をしたいか、と言い換えてもいい。」
「手遅れになる前に、それをよくよく考えておくべきだ。」
「金に価値があるのは、それを使って“有意義な経験”ができるからだ。子どもと過ごす時間もこの有意義な経験に含まれる。」
以上、「DIE WITH ZERO」ビル・パーキンス著より、「」部を引用。
この本を読むのと同時進行で、
先日、私は、小学生の息子と、釣りに出かけました。
人生で初めての、息子と一緒の釣りでした。
真鯛3匹とイサキ2匹持ち帰り。
息子は、真鯛の強烈な引きにリールも巻けず、「フニニ~」と竿を両手で支えるのみ。
「重かとって!」と。
私が、タモに入れてあげると、
息子、生意気にも「お疲れ様!」。竿を支えるので精一杯だったくせに。
7時間以上、息子はしゃべりっぱなし。しゃべっては、釣って、しゃべっては、お弁当を食べ、またしゃべり、釣り、しゃべる。
思うに、1日7時間以上、話し続けたのは、息子が生まれてから初めではないでしょうか。
息子の年齢、息子の興味、私の興味、力の限界で竿を支え、初めての一緒の釣りに、人生で最も適したタイミングだったと思います。
今後も定期的に息子と釣りに行くと思います。
その時に、息子の年齢に応じて、私が生きてきた上で獲得した知恵を伝えていければと思っています。
参考、「DIE WITH ZERO」ビル・パーキンス著